1968年創業

食を考える元気企業

代表取締役 有間文雄

小さい頃から料理を作るのが大好きで、同じ食材なのに作ると毎回違う味になるのが不思議でした。自分で考えた料理が「美味しい!」「また作ってね。」と喜ばれるのが嬉しかったのを記憶しています。

弊社勝企画の前身は先代の父、武勝が昭和43年に銀座4丁目でオープンしたスコットというお店です。

その後、昭和51年にはスコット二号店がオープンしました。子供だった私も、父の働くお店に自然と出入りし、楽しそうに働くスタッフやお客様の笑顔を見て育つうちに、さらにこの業界に興味を抱くようになりました。

父に 高校卒業後の進路について聞かれ、大学に行くならサラリーマン、家業を継ぐ気があるなら料理を学びなさいと言われました。料理が大好きでしたので、迷い無く料理の道を選びました。

調理の専門学校を卒業し、将来自分が目指すのは日本人なら和食と思い、寿司屋や和食店で修行をした後、ニューヨークで三年間、現地の和食店で経験を積ませていただきました。

海外へ渡ったのは、そとから日本を俯瞰したかったのと、当時から危惧されていた日本の人口減少に備え、来日外国人のための料理と英語を学ぶためでした。外国に出て、改めて日本の良さに気づくこともできました。

ニューヨークから帰国後、更に腕を磨くため、銀座の老舗店や関東で一番人気のある寿司屋などで修行いたしました。2000年に自身がプロデュースした最初のお店となる独楽のオープンに合わせ、家業に戻り今に至ります。

私たちが大切にしている日本料理は、2013年に無形文化遺産に登録されました。私たちは、「大切な日本の食文化を守っていく」と共に、「未来の子ども達に豊かな地球環境を引き継いでいく」という大きな使命を担う一員でありたいと思っています。日々の業務の中では、フードロス問題や食の安全性に真摯に取り組んでまいります。日本人だからこそできるおもてなしや誠実な経営をこれからも大事にしていきたいと考えています。

独楽の開店から20年以上が経ちました。現在までの道のりは平坦ではありませんでしたが、かけがえのないスタッフやパートナー企業様に支えられて、今があります。

お客様の笑顔に励まされ、奮起したことは数知れません。料理やサービスの大好きな、大切なスタッフに恵まれ、人が育つたびに店舗を増やして会社を成長させることができました。私どものスタッフは、本当に真面目で料理が好きな人ばかりです。

『食を考える元気な企業』として、「継続はチカラなり」を胸に、かけがえのない大切なパートナーたちと共にゆっくりとではありますが着実に前進していきたいと思っております。

これからもどうぞよろしくお願い致します。

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