私たちが
大切にしていること

『食を通じて、からだにいい食材、豊かな時間を、
100年先まで提供し続ける』

私たちが描いたこのビジョンが会社の『食を考える』のテーマになります。

皆さんにとってからだにいい食材とは何ですか。

近頃、日本も健康ブームになりましたが、独楽オープンの2000年頃はまだ、健康を意識した飲食店はまばらでした。また、一口にからだにいい食材といっても、その捉え方は様々でしょう。

私たちが目指す「からだにいい」とは、食事が安心、安全なものであってほしいという、当たり前のものです。お客様にとって外食は手軽で便利ですが、提供する我々にとっても手軽で便利であってはいけません。

もし我々の提供する料理が、一週間たっても腐らなかったとしたら、お客様のことを考えずに作られたものであったらどうでしょう。

私たちの提供する料理は、家庭で出てくるような、家族の健康と笑顔のための料理でありたいと思っています。当たり前に徹底的にこだわる。これからも、この簡単なようで難しい課題にチャレンジしていきます。

厳選された食材と心を込めたサービスで豊かな時間を過ごしていただきたいと願っています。

気の置けない仲間たちとの食事、大切な人とのデート、お仕事の打ち合わせ、家族との団欒、豊かな時間はお客様の目的によって様々です。

できるだけ多くのお客様のニーズに即したいとの想いから、弊社では様々な業態の店舗を用意して、皆様のお越しをお待ちしています。

弊社の最初の店舗であるスコットの遺伝子を引き継ぐヴィノテカフィオーレをはじめ、友達となら独楽、大切なお打合せなら寿司にしむら、天麩羅おばた、個室で宴会なら金の独楽、デートにディプント、本格和食とお酒を愉しむなら京橋おばんざい醸と、銀座、人形町、飯田橋に少しずつ店舗を増やしてまいりました。

豊かな時間を演出する料理の食材については、生産者さんの顔が見える安心・安全で、拘りのあるものを多く使っています。

・ 無農薬レモン農家のパモジャ農園

・ 淡路島の成井さんの作る完熟玉ねぎ

・ お米は栃木の三田農園

・ 千葉匝瑳市、井上さんが育てた房総オリビアポーク

・ ベラルーシの農薬不使用放牧牛のチーズ

・ 筑波山麓筑波鶏

・ 茨城行方市長島オーガニックファームの長島夫婦(有限会社農業法人微生物農法の会)

・ 茨城県つくば市、子供たちの未来農園の中村さんの自然栽培で安全な野菜

ごく一部のご紹介ですが、日々こうした丁寧に愛情を注がれて育った食材を使わせていただいています。

そのほかにも、全国から調味料を調達しています。食材に合わせて、秋田のヤマモ醤油(独楽)やアンデス岩塩、なまら塩など、塩だけで10種以上を使用しています。目で見ただけではわからない部分にもこだわることで、本 当の「豊かな時間」を提供することができると信じています。

100年後の食事のために、今、我々がほかに出来ること

独楽が誕生したのが2000年。20世紀最後の年です。その時、次の世紀である21世紀は自分たちの世紀だと強く感じ、今後100年間の食事を守りたいと決意しました。そのために、今、自分たちにやれることは何かを考え、できることからコツコツと実践しています。

ようやく環境に関する意識が高まり、エコバッグの利用や簡易包装、なるべくゴミを出さない・リサイクルする取り組みなどは定着してきたのではないでしょうか。

パピルスティックとの出会い

パピルスティックとは、古紙を原料とした環境にやさしい箸です。割り箸のように使い捨てではなく、洗って繰り返し使える箸で、ゴミとCO2の削減に寄与します。飲食店では毎日膨大な割り箸が使われ、捨てられています。微力かもしれませんが、弊社で使われる箸で地球に負担をかけたくない。そういう思いから、2000年頃よりパピルスティックの使用を決定いたしました。今は生産停止の為、類似品を使用しています。

すべての食は地球から生み出されるものであり、地球が健康でなければ、「からだにいい食材」も「豊かな時間」も提供することができません。

地球温暖化や環境に配慮することが100年後の食事を守ることにつながるという思いから、パピルスティック以外にも、なるべく紙おしぼりをリサイクルに変えていくなど、様々な環境保護の取り組みを実践しています。

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